7月14日(水)、公民科の授業の一環として、希望者9名(3年生5名、1年生4名)が静岡地方裁判所を訪問し、覚せい剤取締法違反の刑事裁判を傍聴しました。実際の裁判を傍聴することによって、教室ではなかなか学びえないことを学んだり考えたりすることができたのではないかと思います。また、次回も希望者を募って傍聴に行くことができたら、と考えています。
【生徒の感想より】
- 普通の生活を送っている人でも、薬物に手を出してしまうということに衝撃を受けました。身近なところにまで薬物の魔の手がのびてきているのだと実感しました。
- 私は、裁判を傍聴するのは2回目です。私は今回の裁判で、検察官と弁護人をすごいと思いました。その理由は、質問がとても適切だと思ったからです。なぜそのようなことを聞くのかと思うような質問でも、最終的にはとても大切なことに結びついていて、だからすごいと思いました。
- 自分の身の回りにも覚せい剤などの薬物の驚異が潜んでいるかもしれないと思うとぞっとしました。今回の裁判を傍聴して、覚せい剤などの薬物は絶対にあってはならない物、使用してはならない物だと改めて痛感しました。人の心の弱い部分に入り込んでくる薬物は本当の悪だと思いました。薬物のことについてとても考えさせられた裁判でした。